＜欧州選手権　ジョージア・ポルトガル＞後半、ピッチを去るC・ロナウド（右）にあいさつをするジョージア代表クバラツヘリア（AP）

　◇欧州選手権1次リーグF組　ジョージア2―0ポルトガル（2024年6月26日　ゲルゼンキルヘン） 　サッカーの24年欧州選手権（EURO）ドイツ大会1次リーグ第3戦、世界ランク74位のジョージアが同6位ポルトガルを2―0で撃破。初出場ながら優勝候補の一角から歴史的初勝利となる金星を挙げ、決勝トーナメント進出も決める快挙を達成。FWクバラツヘリア(23＝ナポリ)が前半2分に先制ゴールを決める活躍を見せ、マン・オブ・ザ・マッチ（MOM）に選出された。 　クバラツヘリアは試合後「今日は個人として最高の選手はいませんでした。チーム全員が最高でした。私たちはEUROで戦えるということを証明しました。私たちは常に勝利を目指して戦い、常に次の試合に集中しています。今日はとても満足していますが、明日は次の試合について考え始めます。しかし、私たちが受けたすべてのサポートにとても感謝しています」と喜んだ。 　続けて「私はロナウドのユニホームを手に入れ、次のラウンドに進むことができました。ジョージアのサッカーファンにとって、これは人生で最高の日です。私たちは歴史を作りました。（大会前に）私たちがそれを成し遂げられるとは誰も信じなかったでしょう。ですが1%でも可能性があれば、私たちはそれを成し遂げられることを証明しました」とコメント。“憧れ”のポルトガル代表C・ロナウドとユニホーム交換したことを明かした。 　さらにC・ロナウドについて「試合前、彼は私の成功を祈ってくれた。まさか彼が来て話をしてくれるとは思ってもみなかった。彼は偉大な選手であり、偉大な人間だ。だからこそ彼は素晴らしい人格者なのだ。私は彼をとても尊敬している。彼は世界最高の選手の一人だ」と絶賛。C・ロナウドの行動に感激した様子だった。