箕輪町もみじ湖「紅葉祭り」で初の熱気球フライト 地元小学生らが体験
紅葉シーズンのもみじ湖を上空から眺めてもらうイベント「アルクマ熱気球フライト体験」が11月4日・5日、もみじ湖上流の末広広場(箕輪町長岡新田)で開催された。主催は箕輪町観光協会。(伊那経済新聞) 【写真】気球から見下ろした末広広場 熱気球のフライト体験を提供する安曇野气船の協力で実現した同イベント。「もみじ湖紅葉祭り」に合わせ、紅葉の景色を上空からも見られるようにした。両日は、ロープで固定した気球を上昇させる「係留熱気球」を用意。風の影響が少なかった4日には、最大値といわれる地上30メートル近くまで到達し、参加者が上空から見る景色を楽しんだ。 5日には、箕輪東小学校の5・6年生が招待され、朝一番のフライトを体験した。熱気球ボランティアのスタッフとして2日間のフライトを見守った伊那市在住の藤谷直美さんは「無事に乗れてよかった。風が強く、朝の時点では中止の可能性が高いと聞いていたが、風が収まったタイミングで気球を上げられた。素晴らしい体験になったのでは」と話す。 同観光協会事務局の小野文久さんは「上空からもみじ湖を見てもらう初めての取り組みだったが、2日間で約300人が乗船してくれた。要望があれば、来年も開催したい」と話す。
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