取手で住宅全焼 隣接家屋や車両に延焼 茨城【更新】
14日午後1時54分ごろ、茨城県取手市新町1丁目、パート従業員、女性(61)方から出火、木造平屋建て住宅を全焼した。火は風にあおられ北側に隣接する無職、女性(76)方の木造2階建て住宅に燃え移り、同4時現在、消火活動が続けられている。近くの駐車場に止まっていた車両にも延焼、車数台を焼いた。けが人はなかった。県警取手署で出火原因を調べている。 同署によると、パート従業員の女性は妹(54)と2人暮らし、隣接の女性は一人暮らし。3人はいずれも避難し無事だった。 パート従業員の女性方では東京電力の男性作業員がブレーカーの点検中で、スイッチを入れたところ、住宅内から煙が上がった。男性が119番通報した。 茨城新聞の取材に対し、この女性は「ブレーカーを点検してもらっていたら、居間が一気に煙に包まれ、急いで逃げた」と話した。 現場は取手駅と国道6号の間にある住宅街。
茨城新聞社