トキエア、新潟-仙台就航 夏前に週7日運航へ
トキエア(TOK/BV)は4月26日、新潟-仙台線を開設した。朝と夜の1日2往復で、週5日運航する。新潟-仙台間の定期便は1998年以来約26年ぶり。高速バスでは約4-5時間かかるが約55分で結ぶ。夏前には運航日を週7日に増やし、ダブルデイリー(1日2往復)化を目指す。 【写真】トキエアの仙台就航初便 運航日は月曜と水曜、金曜、土曜、日曜の週5日。1日2往復のうち、1往復目の運航スケジュールは、仙台行きBV201便が新潟を午前7時35分に出発し、午前8時20分に着く。新潟行きBV202便は午前8時50分に仙台を出発して、午前9時40分に到着する。 2往復目は、仙台行きBV203便が新潟を午後6時50分に出発し、午後7時35分着。新潟行きBV204便は午後8時5分に出発して、午後8時55分に着く。機材は仏ATR製ATR72-600型機で、座席数は1クラス72席となる。片道運賃は9000円から。 26日の初便は、仙台行きBV201便(ATR72-600、登録記号JA01QQ)が乗客61人(幼児1人含む)を乗せ、新潟を午前7時38分に出発し、午前8時21分に到着。折り返しの新潟行きBV202便は午前8時59分に出発し、午前9時40分に到着した。 仙台空港で開かれた就航式典で、トキエアの阪口葉子会長は「就航して感無量。日帰りもできるのでビジネスにも観光にも利用してほしい」と述べた。 トキエアは今年1月31日に就航。1路線目は新潟-札幌(丘珠)線で、就航時は1日あたり2往復4便、週4日運航でスタートし、4月3日からは週5日に増便した。今後は札幌線と仙台線とも運航日を週7日に増やし、夏前には2路線のダブルデイリー(1日2往復)化を目指す。その後は中部、神戸、佐渡への就航も計画している。
Tadayuki YOSHIKAWA