今永昇太 5回無失点も無援護で6勝目ならず…防御率0点台復帰に「ガチで無敵」「サイ・ヤング賞」の声 カブスは完封負け
◇MLB ブレーブス 2-0 カブス(日本時間14日、トゥルイスト・パーク) MLB30球団で1位の防御率『1.08(試合前)』を誇るカブスの今永昇太投手が、ブレーブス戦に先発登板。6勝目をかけ5回を投げ無失点に抑えますが、味方の援護が得られず勝ち負けはつきませんでした。 【画像】今永昇太を“上裸”で応援するアツい応援団 今永投手は先頭のロナルド・アクーニャJr.選手を四球で出塁させますが、続くオジー・アルビーズ選手の打席で意表を突く牽制。アウトを奪います。その後、四球とヒットで2アウト1・2塁のピンチを背負いますが、5番アダム・デュバル選手へは135キロのスプリットで空振り三振。窮地をしのぎました。 2回はスプリットやスライダーなど9球で三者凡退に抑えます。 3回は2つの三振を奪った後、連打で2アウト1・3塁となりますが、4番マット・オルソン選手を3球で追い込むと、最後は低めいっぱいのストレートで見逃し三振を奪いました。 4回は2つのヒットと四球で、2アウト満塁のピンチを背負いますが、続くアクーニャJr.選手は149キロのストレートでライトフライに打ち取り、無失点で切り抜けました。 5回は先頭のアルビーズ選手にヒットを浴びますが、続くオズナ選手は148キロのストレートで空振り三振。さらにオルソン選手の打席で1塁走者のアルビーズ選手を刺して2アウト目とすると、デュバル選手をピッチャーゴロに打ち取り、この回も無失点に抑えました。 5回で98球を投じた今永投手はここで降板。7被安打、8奪三振、無失点の好投も、味方の援護が得られず勝ち負けはつきませんでした。 今永投手は自身ワーストタイの7被安打ながらも無失点に抑え、防御率は再び0点台の『0.96』に。 6勝目とはならなかったものの、昨季MVPのアクーニャJr.選手を擁する打線を無失点に抑えた今永投手には、ファンから「サイ・ヤング賞も夢じゃない」、「ガチで無敵すぎる」、「宝石今永」などの声が上がっています。 今永投手が降板した直後の6回に連打で2点を失いますが、カブス打線はその後も得点を奪えず0-2で敗れました。