「ただただシンプルにはええ」〝令和のピノ〟が高速ヘッスラ三連発で決勝点「すさまじかった」「カープ野球の申し子!」
◆広島7―5阪神(4日、マツダスタジアム) 広島の切り札が起用に応える〝神足〟を披露。決勝点をもぎとった。 ■〝令和のピノ〟が高速ヘッスラで二盗【動画❶】 3-3の同点で迎えた8回。先頭の小園海斗が安打で出塁すると、新井貴浩監督はすかさず代走に羽月隆太郎(宮崎市出身)を送った。 阪神バッテリーは当然警戒し、3度牽制をするなどウエスト気味の投球を続け、なかなかスタートを切ることができなかったが、1死となった後、野間峻祥の初球にスタート。阪神の梅野隆太郎からの完璧な送球で際どいタイミングとなったが、高速ヘッドスライディングで二塁を陥れた。 野間が四球で歩き、1死一、二塁となったところで阪神は3番手の石井大智を投入。その初球に完璧にモーションを盗み三塁へヘッドスライディングを決めた。 その後、2死満塁となったところで、石井が投じた変化球がベース前でバウンド。梅野がはじき、三塁ファウルグラウンド方向にボールが転がると、羽月は迷わず本塁へ。三度のヘッドスライディングで勝ち越し点をもたらした。 このプレーを「J SPORTS野球」の公式YouTubeが動画で公開。ファンからは「ただただシンプルにはええ」「阪神ファンです。 羽月すごい。以上」「ヘッドスライディングが上手だとタッチを掻い潜れて効果的みたいだね」「すさまじかった」「カープ野球の申し子!」などの声が上がっている。
西日本新聞社