『名探偵コナン 100万ドルの五稜星（みちしるべ）』©2024 青山剛昌／名探偵コナン製作委員会

　4月12日に公開される劇場版『名探偵コナン 100万ドルの五稜星（みちしるべ）』より、描き下ろしとなる“五稜星ビジュアル”が公開された。 【写真】怪盗キッドらが切り取られた五稜星ビジュアル 　青山剛昌による原作漫画の連載が30周年を迎え、コミックスは104巻、累計発行部数は全世界で2.7億部を突破、TVアニメシリーズも放送1000回を超えた『名探偵コナン』。2023年4月に公開された劇場版『名探偵コナン 黒鉄の魚影（くろがねのサブマリン）』は、興行収入138.3億円を突破し、シリーズ史上最高記録を更新した。劇場版シリーズは、累計興行収入が1180億円を超えている。本作は、そんな劇場版『名探偵コナン』27作目となる。 　今回の舞台は、北海道・函館。とある財閥の収蔵庫に、“月下の奇術師”の異名を持つ怪盗キッドから新選組副長・土方歳三にまつわる日本刀を狙うという予告状が。なぜビッグジュエルと呼ばれる宝石を追い求めるキッドが函館にある刀を狙うのか。犯行予告当日、函館で開催される剣道大会のために現地を訪れていた西の名探偵・服部平次とコナンがキッドの変装を見破り追い詰めるも、そこに刀に関係する殺人事件やキッドの命を狙う謎の剣士の影も迫ってきて……。 　ゲスト声優として、北海道をこよなく愛する大泉洋が参加。また主題歌は『名探偵コナン』と初タッグとなるaikoの「相思相愛」に決定している。さらに、事前試写会を行わない代わりに、4月12日にはラージフォーマット上映を含めてコナン史上最大規模となる515館での上映も決定するなど、公開前から大きな話題を呼んでいる。 　公開された五稜星ビジュアルは、本作のタイトルにも入っている星のモチーフを身に纏った、主人公・江戸川コナンや、本作のメインキャラクター・服部平次、怪盗キッドをはじめとした9体が特別に描き下ろされたもの。本作のイメージカラーである深緑を入れたコーディネートに、本作のタイトルにも入っている“星”をあしらったスタイルで決めるキャラクターたちは、プロモーショングッズ用に描き下ろされた、本編にも出てこない貴重なビジュアルとなっている。そして、ボタンが星の形になっている白シャツ、深緑のボトムスを留める白いベルト、星が散りばめられた足元のワンポイントなど、ほぼペアルックのような恰好の平次と和葉の姿も確認できる。 　一方で、平次と和葉よりも先に恋を成就させた新一と蘭も、先輩カップルらしく、胸元に同じ星型のネックレスをしている様子が描かれている。さらに、正装である白タキシードはそのままに、星のマークがついたトランプを手にして不敵に笑う怪盗キッドや、ワンピースを着こなす灰原哀、シンプルながらもスタイリッシュなコーディネートを見せる紅葉・伊織の姿も。 　また、劇場版でカギを握る日本刀にかかわる劇場版オリジナルキャラクターと、総勢5名の声優キャストが発表された。居合いの達人であり、剣道大会の会場で和葉と出会う大学生・福城聖を松岡禎丞、聖の父親で重い病を患いつつも、刀への造詣が深い、福城良衛を菅生隆之、怪盗キッドが刀を盗むために予告状を出した斧江財閥の現当主である斧江拓三を中博史、土方歳三（CV：津田健次郎）が持っていた星稜刀について詳しい巫女・吉永神子を高野麻里佳、胸に十文字の切り傷をつけられた殺人事件で、捜査線上に浮かびあがったアジア一帯で武器商人として活動し、“死の商人”と呼ばれる日系アメリカ人の男、ブライアン・D・カドクラを銀河万丈がそれぞれ演じる。