エターナルソング・コンテストの授賞作品お披露目コンサートでシャンソン歌手デビューした鬼無里まり

　元女優で現在は、フラワーアーティストとして活躍する志穂美悦子（68）が9日、都内で「エターナルソング・コンテスト」受賞作品お披露目コンサートに出演。「鬼無里（きなさ）まり」名義で出演で、シャンソン歌手としてデビューした。 【写真】エターナルソング・コンテストの授賞作品お披露目コンサートに出演した（左から）クミコ、小林幸子、美川憲一、湯川れい子、池畑慎之介、鬼無里まり 　コンサート前の取材会で、同コンテストの実行委員長を務める音楽評論で作詞家の湯川れい子（88）から「新人として思いもかけない花がデビューする」と紹介された鬼無里。 　湯川は、夫で歌手の長渕剛（67）について「大丈夫だったの？　まだ一応、旦那さんがいるわけでしょ？」と問いかけると鬼無里は「多分、謀反を起こしました。打ち首か、切腹か…」と言葉少なにコメント。湯川は「大丈夫。まだ私の所には、乗り込まれてないから」と返していた。 　鬼無里は自身とシャンソンとの縁について、東京・銀座に1990年まであった日本初のシャンソン喫茶「銀巴里」に22・23歳頃に通っていたと明かし「冗談で、来世で歌えたらと思っていたんですけど…」と晴れの舞台に感慨深げ。 　リハーサルを見ていた池畑慎之介（71）は「素晴らしい歌声でした」と太鼓判。美川憲一（78）は「しぶとく頑張るのよ！」とエールを送っていた。 　本番では情感たっぷりに「愛してくれるなら」を熱唱。年下の男性との恋愛に胸を高鳴らせる「自惚れさせてよ」では「私は年下男性との恋愛経験はないですが、曲の中でたっぷり恋をしたい」と愛らしい表情で歌詞に思いを乗せた。「歌う人の人生を歌詞に重ねられるのがシャンソン」と語り「美川憲一さん、小林幸子さんなどと同じステージに立てることは、光栄を通り越して許されることとは思っていません。趣味では終わらせられない。本気で覚悟を持って頑張ります」と決意を表明していた。