【絶好調】春のテンヤマダイが面白い!数型とも右肩上がりだ~‼『日正丸』
シケが多かった印象の今年の冬。ようやく春本番を迎えた茨城県・日立久慈港『日正丸』のテンヤマダイの釣果が上昇中!良型が多くなり、時には大ダイも浮上!「数も伸びてきた」と聞き、マダイファンの私も早速出掛けてみた。 【画像】ホウボウにウマヅラにワラサにカンダイ!嬉しいゲストフィッシュも釣れてるぞ~
4時50分港集合、受け付け、くじ引き、乗船
取材日は3月末。集合は“港に5時30分まで”だったが、この時期は季節の変わり目。4月からは“港に4時50分まで”と早まっているので注意。受け付けが始まり順番に乗船名簿を記入。乗船料金を支払い、貸し出し用のタオル、座布団、エサの冷凍エビ1パックを受け取る。氷は受け付け横のクーラーボックスに入っているので必要に応じて適量をもらっておく。 釣り座の決め方が独特で、グループの代表者が一堂に会してトランプをめくり、その結果で好きな釣り座を選ぶという方式となっている。そして、いよいよ乗船。スタッフが荷物を受け取ってくれるので安心だが、滑らないよう注意して船に乗り込もう。
深めだが今は潮が大人しくテンヤは6~8号でOK
この日は多くのマダイファンが駆けつけたため2隻出しとなった。私が乗り込んだのは『第二日正丸』。テンヤについて山縣雄太船長に聞くと、「この所は潮の流れが緩やかなので、テンヤは8号、もしくは底が取れるようなら6号でもOK」とのこと。また、「タイラバやSLJ(スーパーライトジギング)も出来ますので挑戦してみてください」との言葉通り、色々な釣りを楽しめるのも『日正丸』の魅力の1つとなっている。出船は“準備が出来次第”。取材日は6時頃だったが、集合時間が早まった4月以降は5時20分頃には出船となる。
朝一番の1投目から良型が竿を絞り込んだ!
『第二日正丸』は、日立久慈港を出ると北へと30~40分走った。釣り場に到着すると、山縣雄太船長の「はい、どうぞ。水深20m、マダイは底にもいますが、この所2~3m浮いていることが多いので、上のタナも狙ってください」というアナウンスがあった。 まず、朝一番にマダイを掛けたのは右舷ミヨシ(船首)2番の鹿沼市・加藤さん。竿は大きく曲がり、ドラグも出て、良型の予感!船長が「大きいですか?」と聞くと、加藤さんは「小さいです」と茶目っ気たっぷりに返答(笑)。そして、海面に見えた魚影は良型だった!船長が飛んで来てタモ入れ、無事取り込まれたマダイは1.3kg!幸先いいぞ!