一番福めざして駆け抜ける 東海地方でも開催 熱い思いで記者も参加 岐阜
一番福を狙う
中学時代は剣道部で体を鍛えたものの、あまり走ることは得意ではないといいます。 さらに、記者になってからは不規則な生活―― 緩んだ心と体に鞭を打ち、皆さんの福のために、一番福を狙います。 様々な人の思いを乗せ、いま、福男選びが始まる!
今回の難所は「福コーナー」
コースは本家より長い400m。公道を規制し、中津川西宮神社前のゴールラインを目指します。 神社の宮司、馬島さんの予想する今回の難所は? 「川沿いの道に出てくるところのカーブ。天気が心配になっていますので、滑って転んだりとか。普段走っていない方は、気を付けたほうがよろしいかと」(中津川西宮神社 馬島伸治宮司) Q.難所を名付けるとしたら 「“魔”のコーナー。“福”のコーナー、『福コーナー』」(馬島宮司) この難所でいかにスピードを落とさないかが、一番福への近道になります。
午前4時ちょうどにスタート
そして午前4時ちょうどに、先頭集団が一斉にスタート。 雪で滑りやすい「福コーナー」ですが、全員ものともせず疾走していきます。 羽多野記者はくじ引きにより、先頭集団から20秒遅れのスタート。 走り始めでスリップするものの、その後は転ぶことなく駆け抜けていきます。
六十六番福に
スタートから1分ほどで、先頭集団が最終コーナーを抜けてきました。 そして2位以下に大差をつけ、一番福となったのは中津川市のお隣、恵那市出身の鈴木悠右さん。 羽多野記者は六十六番福に。それでも、転ばずしっかり走り切ることができました。 「しゃべれないです、いま…。なんとか…なんとか最後まで走れました」(羽多野記者) 羽田野記者、お疲れさまでした。
「少しずつ福をみんなに分けていきたい」
そして一番福と認定された鈴木さんは、社会人のいまも陸上競技をしていて、100mの短距離を得意とするランナーでした。 「初めてということで頑張らせてもらって、地元の人間で(一番福を)とれてよかった。(一番福は)周りに福を配るという話があるので、日ごろから小さなことから良いことをして、少しずつ福をみんなに分けていけたら」(一番福 鈴木悠右さん 30歳) この「福」が視聴者の皆さんにも届き、いい1年を過ごせますように!