老後に移住したい都道府県ランキングTOP10!老後の移住のメリット・デメリットは?
【都市部と地方どちらがいい?】老後の移住のメリット・デメリット
前章のランキングでは、沖縄県や北海道、長野県など、自然豊かな場所が移住先としてランクインしました。 一方で、東京都や神奈川県、大阪府といった都市部も、移住先として上位になっています。 どちらもそれぞれ異なるメリットの多い移住先ですが、良い点ばかりではありません。 本章では、地方・都市部それぞれのメリット・デメリットについて紹介していきます。 ●【地方】老後の移住のメリット・デメリット 老後の移住先として地方を選択する場合、「自然を満喫できる」「開放的でストレスなく過ごせる」といった都会にはないメリットを感じられるでしょう。 豊かな海や山、川などが間近にある地方では、四季折々の景色やイベント行事を楽しむことができ、人混みや情報などの刺激が少ないため、ゆっくりとした老後生活を送れるでしょう。 また、都市部と比較すると比較的住居費が安いのが魅力であり、年金を軸として暮らす老後に固定費を抑えられるのは嬉しい点といえます。 一方で、公共交通機関が充実していないところだと車が必要となり、買い物1つとっても「不便」と感じるケースが出てくるかもしれません。 高齢になると免許証の返納をする方も多いため、バスや電車のアクセスが悪かったり、家から病院やスーパーなどが遠かったりした場合は、デメリットと感じてしまうでしょう。 ●【都市部】老後の移住のメリット・デメリット 老後の移住先として都市部を選択する場合、地方と比較して「利便性が高いこと」「施設が充実していること」がメリットとして挙げられます。 都市部では、電車やバスなどといった公共交通機関が多いため、車がなくても生活しやすいです。 また、医療や介護の施設が多く、老後に関与したサービス制度も充実していることから、いざ入院や介護を要した場合も安心できるのは都市部の強みでしょう。 一方で、地方と比較すると住居費が高い傾向にあるため「悠々自適な生活をするために移住をしたのに生活が苦しい」といったケースが出てくるかもしれません。