主題歌アーティストに決定したＮｉｓｓｙ（右）とＳＫＹ－ＨＩ

　活動休止中の５人組ダンス＆ボーカルグループ・ＡＡＡのメンバーで、ソロアーティストとして活動するＮｉｓｓｙこと西島隆弘（３７）とＳＫＹ－ＨＩこと日高光啓（３７）が、アニメ映画「劇場版ブルーロック　－ＥＰＩＳＯＤＥ　凪－」（４月１９日公開）の主題歌を務めることが４日、分かった。同作のために書き下ろした楽曲「Ｓｔｏｒｍｙ」が起用される。 　累計発行部数３０００万部突破の人気漫画が原作。サッカー・ワールド杯優勝のために選ばれた高校生ストライカーたちが生き残りをかけて競い合う漫画で、アニメ化、舞台化、アプリゲーム化とメディア展開が続く話題作だ。シリーズ初の映画化にあたり、ソロ活動１０周年のＮｉｓｓｙとメジャーデビュー１０周年のＳＫＹ－ＨＩがタッグを組み主題歌を制作した。 　「Ｓｔｏｒｍｙ」は、たった一つの王冠を奪い合うストイックで激しい人間模様を描いた楽曲。重厚感のあるビートに２人の高度なボーカルとラップが入り交じり、ブルーロックの魅力を表現したドラマチックな曲に仕上がった。トップアーティストとして厳しい音楽シーンで切磋琢磨（せっさたくま）してきた“盟友”だからこそ、生み出せた１曲となった。 　主題歌のオファーを受け、Ｎｉｓｓｙは「率直にうれしかったです。日本のアニメは世界的な注目度も高く、日本文化の象徴的な存在になってきている中、『ブルーロック』の劇場版１作目の主題歌と伺い、日本を代表する作品を後押しさせていただくというプレッシャーも感じた」、ＳＫＹ－ＨＩも「原作ファンでありましたから、これは責任が大きいぞという気持ちが大きかったです。ただ、感情を移入する部分はそれよりさらに大きかったです」と心境を語った。