SNSの広告をきっかけに投資話を持ちかけられた福岡市の18歳の専門学校生が、20万円をだまし取られました。 警察によりますと今月9日、福岡市城南区の女子専門学校生（18）がSNSで「簡単に副業できる」と表示された広告にアクセスしたところ、別のSNSに誘導されました。そこで個人名義のアカウントから「動画を再生すると報酬がもらえる」「5万円を投資すれば6万5000円になる」などと投資話を持ちかけられたことから、今月13日、指定された口座に5万円を振り込んだところ実際に6万5400円が自分の口座に戻ってきたということです。 相手を信用した専門学校生が翌日再び5万円を振り込むと、相手から「15万円を送金しなければ口座が停止される」などと警告があり、今月24日、指定された口座にさらに15万円を振り込みました。すると今度は「90分以内に送金しなかった」として約25万の違約金を請求されたため、不審に思って警察に相談し、被害に気づいたということです。 専門学校生は警察に対し「最初の投資で金が増えたのですっかり信用した」と話しているということです。 警察は「SNS上での投資の話は詐欺」「面識のない人からの投資話を信用しないで」と注意を呼びかけています。