「断らない二次救急医療態勢の構築へ」仙台赤十字病院とがんセンター統合の新病院 総事業費は約300億円で35の診療科設置 2030年度オープン予定 宮城・名取市
東北放送
宮城県が進める仙台医療圏4病院再編構想のうち、すでに基本合意されている仙台赤十字病院と県立がんセンターを統合して名取市に建設する新しい病院についてです。14日、県が明らかにした基本構想では、総事業費はおよそ300億円になる見込みで、35の診療科が設けられるということです。 【写真を見る】「断らない二次救急医療態勢の構築へ」仙台赤十字病院とがんセンター統合の新病院 総事業費は約300億円で35の診療科設置 2030年度オープン予定 宮城・名取市 県保健福祉部 大森秀和副部長: 「救急医療については、救急告示医療機関として、診療圏における断らない二次救急医療態勢の構築に向けた救急態勢を整備し、救急患者の仙台市内への搬送抑制を目指す」 14日、県が明らかにした基本構想によりますと、新病院は太白区の仙台赤十字病院と名取市の県立がんセンターを統合し名取市植松に建設されます。設置と運営は日本赤十字社が行います。 また、総事業費はおよそ300億円で、このうち日本赤十字社はおよそ100億円を負担し、県が国の補助金を活用しておよそ200億円を財政支援します。 病院には周産期医療やがん医療などに対応して現在2つの病院にある診療科のうち35の診療科が設置されて、病床は400床程度で職員は850人ほどになる想定です。この新病院は、2030年度のオープンが予定されています。
東北放送
【関連記事】
- 刺殺された男性の長男と結婚しながら次男とも肉体関係『異常な関係性』の一族を支配する長男の妻 父親殺害を次男に指示した「霊媒師JUN」の正体とは #1
- 『電動ドライバーで足を刺したり大便を食べさせた』殺人や死体損壊・遺棄などで逮捕された男が被害者に暴行を始めたきっかけは「自分の障害をバカにしている」同居する知人男性の首を絞め殺害、遺体をチェーンソーで切断し遺棄するまでの経緯 前編
- ぴろんと伸びた鼻毛「むやみに抜いちゃダメ」医師が指摘する深いワケとは
- 「見えないように5、6人で運んだ」津波から逃れた中学生が直面した苛烈な現実“救えた命、救えなかった命”
- 1年で“4万匹”駆除 天然記念物の天敵「赤いアイツ」を炊き込みご飯に!