『ディア・ファミリー』大泉洋&菅野美穂&福本莉子、物語の舞台・名古屋に凱旋! 始球式登板も
◆モデルとなった筒井宣政氏との対談も
その後3人は、大泉演じる坪井宣政のモデルとなった筒井宣政氏(東海メディカルプロダクツ会長)と対談。3人そろって筒井氏と語るのはこれが初となり、握手をしながら久々の再会を喜び合った。大泉は最初に映画化の話を聞いた当時を振り返り、自身に娘がいることもあり、「最初に話を聞いた時に迷った。でも『私はもう大丈夫だから…』と言える佳美さんの言葉をどうしていうことができたのか知りたかった」と語る。菅野は「実話だと知れば知るほど衝撃を受けた」、福本は「素直にびっくりした。多くの人を救っているIABPバルーンカテーテルがどうやって生まれたのかを初めて知ることができた」と、“実話”であることに驚いたと語った。 完成した映画を既に観ている筒井会長は「すごくよく演じてもらえて、皆さんの深い想いを感じられた。佳美は本当はもっと生きたかったと思う。私は何としても佳美を助けたかった。理屈じゃなくて、まさに映画の中に出てくるように『次は?』とつながっていった」とコメント。対談中には、佳美さんの話をする筒井会長の姿と言葉に菅野が涙する場面も。そんな菅野に対し、筒井会長は「菅野さんの『次はどうする?』というシーンは言い方ややさしさがすごく胸に響いた」と、感謝の言葉を伝えていた。 対談終了後、“家族”全員でのキャンペーンは終了。 一日の感想を聞かれた3人は「新幹線の車両を貸切っての移動は初めてだったし、名古屋駅前でのイベントも初めてでした。こんなことができるんだ、こんな場所でイベントできるんだ、と驚きました(菅野)」、「食べ物もとってもおいしかったし、忙しかったけど楽しかったです。これから始球式に行って頑張って投げてきます!(福本)」、「3人で一緒に宣政さんと話せたのも初めてだったからいい経験になった。これからまだテレビ出演が続きますし、キャンペーン中には撮影中からずっと行きたいと思っていた佳美さんのお墓参りも叶う(大泉)」と、コメント。 驚異の雨男・大泉×野外イベントということで、周囲から当日を迎えるまで心配の声が上がっていたと言われた大泉は「僕はギリギリ何とかする男!ファンの皆さんを雨の中立たせるなんてことはできない!」と語るも、「今回の快晴で僕の晴れパワーは使い切ったかもしれないから初日は雨かも…」と締めた。 朝から続いた家族旅行は、ここからは別行動へ。父・大泉洋は前代未聞となるCBC、テレビ愛知、メ~テレの3局をはしごして生放送の情報番組に出演。“タワーズガーデン”でのイベントに続き、またもや名古屋で初の記録を打ち立てた。 娘・福本莉子はバンテリンドームナゴヤへ移動し、自身初となる始球式に挑戦。緊張しながらもマウンドに上がり、ノーバウンドでの投球に成功。大役を終えると「緊張したけれど、無事に届いて嬉しい! 大泉さんや菅野さんに始球式の難しさを聞いていましたが、無事に成功したよ!と早く伝えたいです!」と喜びいっぱいにコメント。無事に“坪井家家族旅行”の最後の大仕事を笑顔で乗り切った。 映画『ディア・ファミリー』は、6月14日全国公開。