英国アカデミー賞(BAFTA):『オッペンハイマー』が最多13部門にノミネート
クリストファー・ノーラン監督の伝記映画『オッペンハイマー』が、今年の英国アカデミー賞(BAFTA)で最多13部門にノミネートされた。 『オッペンハイマー』は作品賞をはじめ、監督賞、主演男優賞(キリアン・マーフィ)、助演女優賞(エミリー・ブラント)、そして助演男優賞(ロバート・ダウニー・Jr.)ほか主要部門候補に選出された。 次いで、ヨルゴス・ランティモス監督『哀れなるものたち』は作品賞、英国作品賞、主演女優賞(エマ・ストーン)を含む11部門で候補入りした。 さらに、ジョナサン・グレイザー監督『The Zone of Interest』とジュスティーヌ・トリエ監督『落下の解剖学』に出演したドイツ人俳優ザンドラ・ヒュラーが、それぞれ助演女優賞と主演女優賞でノミネートされた。 BAFTA映画委員会のアナ・ヒッグス会長は、「複雑な道徳的問題から自己発見の旅に至るまで、究極的には全ての作品が人間同士のつながりを描いています」と伝えた。 「第77回英国アカデミー賞」は現地時間2月18日(日)、ロンドンのロイヤル・フェスティバル・ホールで開催。司会は、俳優のデヴィッド・テナントが務める。