最高額は誰だ!? JリーグDF市場価値ランキング6位。最強のフィジカル! 堅守を支える日本人CB
明治安田生命J1リーグの2023シーズンが終了した。今回フットボールチャンネル編集部は、データサイト『transfermarkt』が算出したDFの市場価値ランキングを順位ごとに紹介する。※市場価値は12月4日時点。価格が並んだ場合の順位はサイトに準拠。
6位:荒木隼人(サンフレッチェ広島) 生年月日:1996年8月7日 市場価値:120万ユーロ(約1億6800万円) 2023リーグ戦成績:32試合1得点0アシスト サンフレッチェ広島ユースで育った荒木隼人は、2019年に関西大学を卒業して広島でプロとしてのキャリアを始めた。すぐにチームで欠かせない選手となり、2022年にはサッカー日本代表にも呼ばれている。 186cmの長身を武器にハイボールに対して圧倒的な強さを見せる荒木は、空中戦の勝利数が146回でリーグ全体の3位。ポジションをDFに限定すると、2位の岡村大八(北海道コンサドーレ札幌)の115回に大差をつけてのトップとなっている。ただサイズが大きいだけではなく、競り合いへの入り方なども含めて制空権をとれる選手だ。 今季の広島は、J1での失点数がリーグで2番目に少ない「28」で、浦和レッズに次ぐ堅守を誇った。2022シーズンは41失点だったことを考えると大きな進歩。その成長に貢献した一人が荒木と言えるだろう。 荒木の市場価値は、2021年6月に90万ユーロ(約1億2600万円)となってから1年以上変動がなかったが、今年1月に100万ユーロ(約1億4000万円)の大台に乗ると、現在は120万ユーロ(約1億6800万円)まで上昇している。 J1最終節のアビスパ福岡戦で試合終了間際に劇的な決勝点を挙げて、良い形でシーズンを締めくくった荒木。さらなる上昇に期待できそうだ。
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