クリスティ・ブリンクリー

2024年2月2日に70歳の誕生日を迎えた元モデルのクリスティ・ブリンクリー。彼女は今でこそ熱心に日焼け止めを塗っているそうだが、若いころはそうではなかったという。むしろ、肌にベビーオイルや水滴を垂らし、太陽光に反射する美しい日焼け肌を演出していたと、2018年に『The Cut』のインタビューで答えていた。しかし70歳になった今、皮膚がんという診断結果を受け、顔のがんを除去することになったと明かした。 【写真】痛そうな傷口と完璧すぎる縫い目も公開…！クリスティ・ブリンクリーがシェアした「皮膚がん」手術直後の姿 インスタグラムに投稿されたのは手術着を着たクリスティの写真。痛々しい傷跡や縫い目の様子も鮮明に写されている。写真からみるに、生え際に近いこめかみのあたりを切開したことがわかる。 「私にとって唯一の朗報は、基底細胞がん（皮膚がんの中でも最も発生数が多い一種）を早期発見できたこと。素晴らしい医療チームがそれを取り除いてくれて、まるでディオールのオートクチュールみたいに完璧に縫い合わせてくれた」とキャプション。 そして「皆さんにとっての朗報は、入念に日焼け止めを塗っていれば、これは防げるということ！　私はちゃんと向き合うのがあまりに遅すぎた。年齢を重ねて園芸好きになった今、毎日SPF 30をたっぷり塗り、長袖を着て、つば広のハットを被ることにするわ。そして定期的に全身の検査を忘れないこと」と続けていた。 クリスティは元々、娘が検査を受けに行った際に、ついでに自分の話を持ち出したことがきっかけだったと説明。「自分の予約ではなかったから、何も言うつもりはなかったのだけれど、最後にちょっとだけ医師に質問をしたの。"最近ファンデーションを塗る時に小さな粒のようなものを感じるので、少し見てもらえないか"とね。そしたら彼はひと目見るなり、これはすぐに精密検査が必要！と判断したわ」 皮膚がん財団（スキン・キャンサー・ファウンデーション）によると、皮膚がんで最も一般的なのが基底細胞がん。アメリカでは年間約360万人が罹患すると推定される。日焼けによって皮膚の基底細胞がダメージを受けて無制限に増殖し、赤みを帯びる、もしくは部分的にピンク色になったり、突起や開いた傷口などの症状となって皮膚に現れる。しかし損傷の程度には個人差があるため、気になった場合には早いうちに医師の診察を受けよう。 基底細胞がんが広がることは稀だが、治療しないで放置すると局所湿潤性になり、損傷がひどくなる。放置期間が長いほど、再発の可能性が高くなると皮膚がん財団は言う。 クリスティのファンやフォロワーはお見舞いのメッセージをシェアするとともに、彼女が問題なく元気にしていると聞き大喜び。 「大好きよ!!!!早期発見できてよかった❤❤」、「あなたが無事でホッとした。日焼け止めを使うことの重要性をこんなにもパワフルに発信してくれてありがとう」、「シェアありがとう！早く治りますように」などのコメントが寄せられた。 皮膚がんから身を守るためには、クリスティのアドバイスに従って、たとえ曇りの日でも日常的に最低SPF 30以上の日焼け止めを塗ること。日焼け防止効果のある衣類を着用したり、太陽に肌をさらす時間を可能な限り最小限に抑えることも重要だ。