公共交通利用促進イベントでバスの運転席を体験する中学生

　公共交通機関に親しんでもらうイベントが8日、愛媛県松山市の大街道商店街であり、家族連れらがバス・タクシーの乗車体験や鉄道模型の展示などを楽しんだ。 　行政や交通事業者などでつくる四国公共交通利用促進協議会が実施している「四国まるごと公共交通利用促進キャンペーン」（10月20日まで）の一環。商店街に県内各社のバス6台が並び、参加者は、制服を試着して運転席に座ったり、車両下部にある仮眠室をのぞいたりして、バスを身近に感じた。電気自動車（EV）バスの電力を使ったかき氷の提供や、松山工業高校機械科の生徒が製作したモーターで動くミニ列車の乗車コーナーなどもあった。