祭りの最高潮を迎えた舞児還し＝森町森

　遠州の秋祭りの最後を飾る森町の「遠州森のまつり」は3日、最終日を迎えた。フィナーレの舞児還（まいこがえ）しを大勢の町民らが見守り、3日間にわたり町中心部を彩った秋祭りは最高潮で幕を下ろした。 　最終日は金守神社から三島神社へのみこしの還御を経て、夕刻に舞児を迎えるため各町の二輪屋台14台が同神社に集結。舞児を乗せて各町内へ繰り出し、沿道を埋め尽くす町民らのちょうちんの明かりに包まれながら、豪華絢爛（けんらん）な屋台が引き回され、秋祭りを締めくくった。 　舞児還しは祭りの3日間を三島神社に仕え、舞の奉納を終えた各町内の舞児を家族の元へと送り届ける伝統の祭事で、祭りの最終日に行われる。