【阪神】国内FA権行使の原口文仁が残留表明「納得して決断に至った」来季が16年目
今年4月に取得した国内フリーエージェント(FA)権を行使した阪神・原口文仁内野手が13日、兵庫・西宮市内の球団施設で会見を行い、残留することを表明した。900万円アップの4000万円で合意(金額は推定)。単年契約となる。 原口は「来季もタイガースでプレーすることになりました」と切り出し「自分の中で納得して決断に至ったので、気持ちは来年に向かっている」と率直な思いを語った。決断したのは前日12日の「18時くらい」。同学年の岩崎らには報告済み。「岩崎からは『よっしゃ』というスタンプがきました」と笑顔で明かし「すごく大事な権利を今年取得できて行使もさせていただいて、すごく貴重な経験をプロ野球選手としてまた一つ積み重ねることができた。僕の人生や野球人生にとって貴重な1か月だった」と振り返った。 原口は11月12日に「毎試合)4打席、数多く立って貢献したい。挑戦できる場所があるなら若い子にまじって勝負したい」と国内FA権行使を表明していた。「来季が16年目ですけど、新しい気持ちで取り組んでいきたい」。V奪還を目指す猛虎で戦う覚悟はできている。
報知新聞社