侍ジャパン継投ズバリ 鈴木昭→北山→大勢のリレーで台湾の反撃許さず【プレミア12】
◇16日 「ラグザス presents 第3回 プレミア12」1次リーグB組 日本3―1台湾(台湾・台北ドーム) 侍ジャパンは継投もズバリとはまった。大きなヤマ場だったのは6回。先発・才木が2死一、二塁のピンチをつくると、ここで鈴木昭にスイッチした。 リードは3点。本塁打が出れば同点の場面、しかも2022年と23年に2年連続本塁打王の吉力吉撈鞏冠(きちりききちろう・きょうかん)が代打で出てきたが、ロッテで今季51試合に登板した左腕はキッチリと遊ゴロに仕留め、ピンチを脱出した。井端監督は「難しい場面だったが、落ち着いていたので良かった」と目を細めた。 7回からは北山。その7回に2死からソロ本塁打を打たれたが、失点はそれだけにとどめた。イニングまたぎをして8回も3人で抑え、9回は守護神・大勢。井端監督が「大勢選手を出した時は『勝った』と私も思っています」と語るほど信頼を寄せる右腕は、キッチリと3人でピシャリ。それぞれが役割を果たし、2次リーグ進出に大きく前進した。
中日スポーツ