【横浜好き】ベイスターズの平均予想順位は『4.15位』:解説者115名の順位予想を調べてみた
◆6位(17名) ・野村弘樹、森繁和、能見篤史、西山秀二、山本昌、岩瀬仁紀、川上憲伸、山崎武志、緒方孝市、達川光男、前田智徳、真中満、荒木雅博、彦野利勝、川又米利、田村藤夫、浜名千広
115名もの解説者の中で、ベイスターズ優勝を予想したのは杉本正氏ただ1人。ドラフト1位ルーキーの度会隆輝を打撃と機動力を高く評価したものでした。球団OBの多くが優勝予想をした広島とは異なり、ベイスターズOB関係で1位に挙げた解説者はゼロで、2位予想も球団生え抜きはヒゲの齋藤明雄氏のみ。
一方、選手時代の晩年に移籍して、昨年まで二軍監督も務めた仁志敏久氏やホエールズ、DeNAベイスターズで監督を務めた須藤豊氏、中畑清氏と、元巨人の指導者が、今季のベイスターズに高評価を与えています。
3位予想の牛島和彦氏も監督経験者で、選手時代の晩年にホエールズでプレーした若菜嘉晴氏に加えて、ここでようやく横浜ひと筋の生え抜き選手だった石川雄洋氏もAクラス予想をしています。
クライマックスシリーズに届かない4位に予想したのが、『大魔神』佐々木主浩氏と、ドラ1位入団の内川聖一氏。さらに5位予想の谷繁元信氏、高木豊氏まで含めて、いずれもキャリアの途中で他球団に移籍(佐々木氏はMLB)した選手です。
そして、OBで唯一、最下位予想をしたのが野村弘樹氏。選手、コーチと横浜ひと筋の野村氏が最下位予想とは手厳しい気もしますが、本人曰く「優勝予想した昨年が悔しすぎて、叱咤激励の意味も込めてのビリ予想」ということです。
文:大久保泰伸
大久保泰伸