井上尚弥と5月6日に対戦

世界挑戦に向けて既に来日しているルイス・ネリ【写真：荒川祐史】

　ボクシングの元世界2階級制覇王者ルイス・ネリ（メキシコ）は、5月6日に東京Dで行われる世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥（大橋）への世界挑戦に向けて既に来日している。25日には最新ボディを公開。海外ファンからは「アメージングな戦いを楽しみにしてる」「幸運を」などと興奮の声も書き込まれている。 【画像】「イノウエは悪夢を見る」「幸運を」　ネリ、井上戦に向けて公開した余裕の最新ボディ 　ネリは自身のXに最新ボディを公開。「126ポンド（57.15キロ）」の文字とともに割れた腹筋も見える。自撮りしたその表情は精悍で余裕も感じさせ、調整は順調のようだ。 　23日に都内で行われた公開練習の際には、体重は「127ポンド（57.60キロ）だ」と説明していた。前日計量から10日前の時点での肉体に、母国メキシコをはじめとした海外ファンも反応している。 「さあ、コンプリートしようぜ」 「アメージングな戦いを楽しみにしてる」 「4団体統一王者だ」 「イノウエは戦い後に悪夢を見るような脅威を見せるだろう」 「モンスターがやってくるぞ!!!」 「寝とけ」 「彼は理由もなく東京には行かない！バモス、ネリ!!」 「今回はウェイトをしっかりした方がいいぞ」 「ネリ、幸運を」

（画像はネリのXのスクリーンショットより）

　ネリは2017年8月の山中慎介戦の薬物検査で陽性反応が出ただけでなく、18年3月の再戦は大幅な体重超過でWBC世界バンタム級王座を剥奪。ともに勝利したが、日本ボクシングコミッション（JBC）から国内のライセンス無期限停止処分を受けた。体重超過を犯したのはこの一度だけではなく、今回の計量にも注目が集まる。