【DeNA】中川颯がプロ1号&ハマスタ1勝「満員のお客さんの中でできることは幸せ」 番長「二刀流だね」
◆JERA セ・リーグ DeNA3―2中日(18日・横浜) DeNAは先発した中川颯投手が6回5安打2失点と粘投し、打ってもプロ1号。チームは2試合連続で1点差を守り切り連勝した。 “ハマのサブマリン”が“ハマの二刀流”に変身した。1―0の2回2死一塁。相手先発・松葉の投じた122キロのカーブを完璧に仕留め、右翼席中段へ一直線に運んだ。自身を援護する2ランとなり「真芯に当たってくれて良かったです」とダイヤモンドを一周。ベンチに戻ると「やってみたかった。気持ち良かったです」と牧や佐野らが行うホームランパフォーマンスのデスターシャを披露した。三浦大輔監督は「飛距離も中段くらいまでかな。二刀流だね。そんな雰囲気ありました」と目を細めた。 投げても今季2勝目をマーク。投打で存在感を示し、本拠地・横浜スタジアムで初勝利も挙げた。お立ち台に上がった右腕は「この満員のお客さんの中でできることは幸せ。しんどい思いも多かったけど、ここに立てていることをかみしめて今後も頑張っていきたい」と笑顔で振り返った。
報知新聞社