「世間ではコロナが終わった感覚だが、医療従事者の状況はあまり変わらない」コロナ禍で医療提供に尽力 6つの医療団体などに知事から感謝状
テレビ高知
コロナ禍で医療体制がひっ迫する中、医療の提供に尽力した高知県内の6つの団体に濵田知事から感謝状が贈られました。 知事から感謝状が贈られたのは県医師会や県看護協会など県内の6つの医療団体です。5月23日に知事公邸で開かれた贈呈式で、濵田知事は「自らの健康を顧みず医療体制の構築に尽力したことに心から感謝する」と医療団体を労いました。県内では新型コロナウイルスが5類に移行するまでにおよそ17万人が感染し602人が亡くなりました。そのような状況で医療体制がひっ迫する中医師や看護師の確保など医療関係者は自らの使命感で懸命に対応をしたといいます。 (県看護協会 藤原房子会長) 「世間一般ではコロナはもう終わったみたいな感覚はあるが、医療従事者はまだまだ感染もあり、状況的にはあまり変わらない。世間との感覚の違いに戸惑っていることもあるが、引き続き感染対策を徹底していくことが私たち看護師の役割だと思う」 このほか、県はコロナ病床の確保などにも協力をした県内の40の医療機関にも感謝状を贈るとしています。
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