セビージャ監督キケ「バルセロナは大きな問題を抱えているが、それはチャビではない。レアル・マドリーの存在だ」
セビージャ指揮官キケ・サンチェス・フローレス監督が、再びバルセロナのチャビ・エルナンデス監督を擁護している。 26日のラ・リーガ最終節でバルセロナと対戦し、1-2で試合を落としたセビージャ。その試合前の会見で、バルセロナ指揮官の座を解任となったチャビ監督について「彼はバルセロナを愛する監督だ。選手として多くの素晴らしいことを成し遂げ、監督としても良い仕事を実現していた」「バルサはレジェドの扱いがひど過ぎる。メッシ、クーマンに続いてチャビもだ」と語っていたキケ監督は、試合後の会見でも擁護する姿勢を貫いている。 チャビ監督同様に今季限りでセビージャ指揮官の座を降りるキケ監督は、バルセロナの抱える問題が監督ではないことを強調。本当の問題は、今季ラ・リーガで優勝しただけでなく、チャンピオンズリーグで決勝まで到達するなど強大な力を誇示する、宿敵レアル・マドリーとの比較だと指摘している。 「チャビは自身の考えていること、感じていることを誠実に話すタイプだと思っている。私は選手時代の彼を本当に称賛していた。バルセロナ監督としては過渡期のチームを率いることになったが、彼の成し遂げたことについて、少なくとも私は評価をしているよ」 「チャビは昨季、バルセロナをラ・リーガ優勝に導いたが、私は大きな価値があると感じている。バルセロナは大きな問題を抱えているが、それはチャビではない。そうではなく、レアル・マドリーの存在なんだよ」