昨季まで二刀流も今季から野手に専念 ソフトバンク育成4年目の桑原秀侍の高い身体能力 大道3軍コーチ「右の長距離打者で俊足で守れる選手はなかなかいない」
◆ソフトバンク秋季キャンプ(1日、筑後) ソフトバンクの育成4年目、桑原秀侍内野手(22)が、打撃の対応力向上に取り組んでいる。 ■投げ終わった後のしぐさと笑顔がたまらん…山下美月の始球式【写真複数】 昨季までは投手と内野手の二刀流。今季から野手に専念した。ファーム非公式戦では101試合に出場し打率3割3厘。10本塁打、33盗塁と結果を残した。ただ、ウエスタン・リーグは28試合で打率1割6分4厘、1本塁打だった。「2軍では自分のスイングができなかった。対応できるように練習をしている」と話す。 キャンプでは、投球マシン「アイピッチ」など使って実戦形式での打撃練習に取り組む。この日も、変化球のを見極めながらバットを振って汗を流した。 大道典良3軍打撃コーチは「身体能力は飛び抜けている。実質、野手1年目なんで、そう考えたら伸び率は良かった」と評価。その上で「右の長距離(打者)で俊足で、守れる選手はなかなかいない。しっかり(バットを)振れる長所を残しつつ、コンタクト力を上げていくことが課題」と期待を込めた。(浜口妙華) 【#OTTOホークス情報】
西日本新聞社