衝撃の「取り調べ映像」法廷で傍聴した人も“恐怖”大声で暴言浴びせる特捜部 「トカゲのしっぽ切りに終わらせるな」と取材記者【プレサンス冤罪事件解説】
■検察は“取り調べをした検事個人の問題”とトカゲの尻尾切りの様相か
赤穂記者は取材を通して、「検察組織としての組織の問題」が本質だと感じていると話す。 赤穂雄大記者:私が一番感じているのは、『トカゲの尻尾切りで終わらせるな』です。この取り調べをした検事は、付審判請求という手続きで、裁判所から起訴され、刑事裁判にかけられるという流れになっています。 赤穂雄大記者:検察組織としては、“彼個人の問題”というふうにしたいのではないかと思うんですけど、決してこれは“彼個人の問題”ではなくて、絶対に組織の問題。組織からのプレッシャーであったりとか、組織が受け継いできた捜査手法が問題になっていると思うので、この事件はまだ検察として、公に検証するということにはなっていませんが、ちゃんと再検証して、再発防止を確実にしていただきたいなと思います。 (関西テレビ「newsランナー」2024年12月20日放送)
関西テレビ
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