１９５４年、静岡県島田市で少女が殺害された事件で、死刑となりその後、再審で無罪となった赤堀政夫さんが亡くなりました。９４歳でした。 　赤堀さんは、１９５４年島田市で６歳の少女が殺害されたいわゆる島田事件の犯人として、２５歳の時に逮捕され死刑が確定。 　その後、裁判のやり直しが認められ、１９８９年、無罪を勝ち取りました。 　戦後、死刑囚の再審無罪は赤堀さんで４例目でした。 　関係者によりますと２２日午後名古屋市内の病院で亡くなったということです。 　袴田巌さんの支援にも力を尽くし姉ひで子さんは「お互い励まし合いながら闘ったことを思い出します。ご冥福をお祈り申し上げます」とのコメントを出しました。