前橋刑務所の職員が市民講座 活用できる護身術を学ぼう 群馬・前橋市
前橋刑務所の職員による市民講座が初めて開かれ、参加者が護身術を学びました。 この市民講座は、前橋刑務所の職員から一般の市民でも活用できる護身術を学ぼうと初めて開かれたもので、14日は、地域住民など約40人が参加しました。 職員は受刑者などからの暴力を正しく制圧する護身術を身につけていて、200人いる職員のうち約5%しかいないという「矯正護身術上級」の資格を持った職員も参加しました。 「小手返し」と呼ばれる基本的な技は、相手の力を利用しバランスを崩して倒すものです。 指導にあたった職員は、「相手のどこを狙えば倒せるかを知っているだけでも応用が効きます」と解説していました。 参加者はこのほか後ろから抱き付かれた場合には、肘で攻撃することや足を踏みつけて逃げ出すことなど身動きができない時の対処法も学んでいました。