『今日好き 夏休み編2024』1話ーー那須川天心の弟・龍心がギャルとマッチアップ! 継続メンバーだらけの旅が開始
6月10日よりABEMAにて放送中の恋愛番組『今日、好きになりました。夏休み編2024』(以下:今日好き)。現役高校生たちが2泊3日の修学旅行に飛び出し、運命の恋を見つける同番組には、時に甘酸っぱく、思わず胸がキュンとするような青春と恋模様が溢れんばかりに詰まっている。 【写真】最後にサプライズ登場した人気女子メンバーとは…? 以下より、7月22日公開の1話から見どころを紐解いていく。細かなネタバレもあるためご注意いただきたい。 ・『夏休み編2024』が幕開け! 継続メンバーは誰? 旅のルールは? 最終日の告白は? 梅雨って、明けましたか? ということはもう、毎年恒例の『夏休み編』も始まっちゃっていいですか? そんな視聴者の期待感に応えてか、昨年度の『夏休み編』からさらにパワーアップしたメンバーが集結! なんと全9名中7名、しかも男子5名は全員が継続メンバーという豪華ぶりである。 前回の『ホアヒン編』から引き続き登場するのは、せな(黒木聖那)、じゅま(坂本ジェルー寿真)、みあ(藤田みあ)、りあ(米澤りあ)の4名。そのほか参加時期が新しい順に、今年度最初の『ニャチャン編』からけんたろう(中村健太朗)、『卒業編2024 in セブ島』からりゅうじん(那須川龍心)、さらには約1年半前の『ダナン編』からも、“多くの大人女子が沼に落ちそう”と高評価を得たこうき(高橋紅輝)が参加するなど、これ以上ない顔ぶれである。スタジオの“恋愛見届け人”を務める大友花恋は「みんなが継続だとすごくレベルが高い」、中川大輔も「決勝戦っていう感じ」とご満悦。たしかに“センバツ”を経験した彼らにとって、今回の恋は『今日好き』の“決勝戦”に臨むような感覚だろう。 旅の舞台は、最近の定番だったアジア圏を離れて、オーストラリアはケアンズに。前回の『ホアヒン編』まで2シーズン連続でカップル不成立と、旅を続けるも……いや、旅を続けるからこそ、ひとりのメンバーに人気が集中してしまう“継続スパイラル”に苦しむメンバーが多いなか、新天地は新たな風を吹き込んでくれるだろうか(もちろん、そう簡単にカップル成立しない回こそ“面白い”と感じる視聴者がいるのも事実だが)。ちなみに最終日の告白は女子からで、毎年恒例だが『夏休み編』の旅は3泊4日の拡大バージョン。後者の情報のみ、メンバーにはこれから明かされるため、発表のタイミングも気になるところである。 ・こうき、高校生離れした恋愛テク&状況把握能力 井上も「コイツは素晴らしい!」と絶賛 まずは、メンバーの顔合わせから。最近の定番の流れでいえば、出発時はいわゆる“現地集合”が多かったのだが、『夏休み編』は気合いの入れ方もひとしお。教室の扉を開ける“がらがらっ”という音をどこか懐かしく感じてしまう。集められたのは、日本にあるどこかの高校。まずは女子4名が自己紹介をしたのだが、まだ見ぬ男子5名はグラウンド、プール、体育館、音楽室に屋上ーーと、学校のどこかで女子が見つけてくれるのを待っているという。学校中を捜索するタイプの懐かしギミックだ! こうした“原点回帰”なイベントに加えて、メンバーに渡される“旅のしおり”の色も、赤から涼しげな青にマイナーチェンジしているなど、細かな点も意識しつつ視聴してもらいたい。 男子5名を見つけ終えて、全員がケアンズのビーチに移動。波打ち際ではしゃぐも数分、今回初の2ショットが続々と行なわれることとなった。なかでも今週注目したいのは、こうき×りのん(多田梨音)と、りゅうじん×りあの2組。 りのんは、こうきがいかにも好きそうな素朴な雰囲気の女子。粘土を使ってアクセサリー入れなどを作るのが趣味という話こそ、こうきは“どう受け止めるべきか”とやや悩んだ表情をしているように見受けられたが、今回の2ショット合戦で先陣を切って声を掛けていただけに、彼女に対する想いはなかなか強いよう。お互いを知るべく指スマ対決をし、負けた方は今回の旅での目標を大声で叫ぼうと提案。実はこれ、なかなか恋が実らない継続メンバーを集めて、“今日好きのパパ”こと井上裕介(NON STYLE)が直々に指導を与えたのとほとんど同じ内容である。こうき、井上塾の門下生ならずとも、この技術を習得済みなのか。 指スマ対決を制したのは、りのん。今回の旅を最高のものにする約束をしたのだが、こうきにとって“ラッキー”と思ったのはこの後だろう。りのんの方から、勝者には本来は巡ってこないはずの打順を渡されると、迷うことなく「りのんちゃんがいちばん気になってまーす!」と、彼女の数倍は大きな声で盛大にアプローチ。これだ、これでいい。旅の最初のスローガン宣誓でやるべきは、これしかない。 たしかにこうきは本気で指スマに勝ちに行っていた(=負けに行っていない)ように見えただけに若干の矛盾こそ生じてしまうのだが、結果的に自身の気持ちをアピールできた点で、こうきの理想としていたアプローチができたのではないだろうか。なにより「素晴らしい! コイツは素晴らしい!」「さすが! こうき優勝!」「そりゃ(井上)塾にも来ないわ」「もともと偏差値高かった」と、恋愛見届け人たちが諸手を挙げて天晴れを送る。前回の旅から1年半。新たな旅でも、こうきの高校生離れした恋愛テク、あるいは状況把握能力に唸らせられてしまうのだろう。これはいわば、予告ホームラン。こうきは『今日好き』の“オオタニさん”である。 ・りゅうじん、踏み込んだツッコミがカップル成立の鍵? りあが求める彼氏の条件 一方で、オンエアを観ていて“惜しい!”と思ってしまったのが、りゅうじん×りあの2ショット。こちらはせなと入れ替わる形でりあとの会話が始まったのだが「りゅうじんくん、ノックダウン~」と、彼女の勢いは最初から絶好調。「りゅうじんくん、喋ってて、ちょーおもろい」と、ギャルバイブスな太鼓判も押してもらえた。 そんなりあだが、彼氏に求める条件は自身のボケに対して的確に“ツッコミ”を入れてくれることらしい。これまでの旅でもツッコミ不在な状況に、実は密かに頭を悩ませていたというが、恋人、そして相方としてりゅうじんはぴったりなのではと予想する。 この流れから、ボクシングのファイティングポーズを取った際、りあが左利きだと判明し、りゅうじんが「左利きは天才が多い」と反応。すると、りあが「そうかも。そうかもしれない! 変な人かな? 変な人かな?」と、自身の“天才(異才?)”ぶりをわざとらしくアピール。来た、りあのボケが早くも飛び込んできた! ……が、りゅうじんの返答は「変な人というか、自分を持っている人」と、りあのフォローに回ってしまった。しっかりとフリがあったはず! りゅうじん、これはフリだぞ! 釣り針だぞ! といったように、ツッコミとボケの関係性が完成するには、もう少し時間がかかりそうに思えた。りゅうじんが優しさを少しだけ忘れ、りあを多少雑に扱えるようになった頃には、ふたりの関係性も恋人へと変化しているのかもしれない。 最後に、全員がランチを楽しんでいる際、サプライズで継続メンバーが。登場したのは、まさかの人気女子=その(平松想乃)。これ以上、継続メンバーが増えるだなんて、本当にどんな旅になってしまうのか?
一条皓太