透明度高い川には「見えない危険」も…岐阜で川遊び中の死亡事故等が続発 ガイドが指摘する“勘違い”とは
水難学会の斎藤秀俊理事: 「水底が思ったよりも近く見えるんです。ぱっと見た時に『ここは浅いな』と勘違いしてしまう」 紙コップを使った実験があります。水を入れると、底にある10円玉が見えるようになります。これは、光の屈折で起きる『目の錯覚』で、水が入っていないと10円玉は見えませんが、水を入れると光が水面で屈折し10円玉が見えるようになります。そのため、“実際よりも浅い”場所に10円玉があるように錯覚してしまいます。
東海地方は、今週にも梅雨入りするとみられています。夏に向け、川遊びにはより一層の注意が必要です。 水難学会の斎藤秀俊理事: 「ゲリラ豪雨が川の上流で起こると、川の水量が一気に増えるんです。ちょっとでも変化を感じたら、すぐに川から上がって高台に避難してほしい」