杉浦太陽さん(43)妻・辻希美さんと険悪期も…夫婦関係を変えた「3日間」|STORY
変わらないガンコ夫には、「昭和の価値観」が効く!?
――STORY読者からは、杉浦さんのような夫が欲しいけれど、夫がなかなか変わってくれないという話を聞きます。そんな夫に対してママたちはどうしたらいいと思いますか? ママたちにできるのは、無視かブチ切れるかですかね(笑)。本人が気づかないとだめですよね。僕も家に帰りたくない時期もあったのですが、妻が何かするのではなくて、自分で家庭での存在意義を作るようにして帰りたくなるようにしました。パパが帰ってきてテレビばかり見ていたら邪魔ですよ。でも、子どもと遊んだり、勉強をみたり、パパがいて頼りになると思ってもらえたら、自分の存在意義ができて、早く家に帰りたいと思うようになりました。 以前、僕の友達の奥さんから「結婚しても夫がワンマンで変わってくれない」と相談されたことがあって。僕も結婚していろいろな経験をしたので、夫の方に「家族はチームだから、ワンマンじゃダメだ。妻をお前が守ってあげろよ」と話しました。そうしたら、夫の価値観が変わって今は家族をすごく大切にして夫婦も円満ですよ。男友達に言ってもらうのも一つの手かと思います。 家事や育児をやる事=イクメンではなくて、まず「妻を大事にすること」。そうすると家庭も育児も上手くいくようになります。男が女を守るなんて昭和の考え方かもしれませんが、一周回って令和でも同じかもしれませんね。変わってくれないパパには昭和の価値観で訴えてみるのもいいかもしれませんよ(笑)。 ――杉浦さんにとって、辻さんはどんな存在ですか? なんだろう…パートナー?芸人さんでいう相方?どっちかがいないと成立しない存在です。仕事が終わったらすぐに連絡をしますし、いて当たり前というか、いてくれないと駄目な存在です。2人でよく「今がピークだよね」と話しています。新婚の時より17年経った今の方が、子どもも増えて忙しくて大変なことも増えましたが、毎日充実しています。夫婦仲も年々良くなっていて幸せです。もちろん10年後も「今がピークだね」と言っていられるようにしたいですね。 撮影/沼尾翔平 ヘア・メイク/松山麻由美 スタイリスト/松純 取材/山崎智子