田中博康調教師

［ＪｐｎＩマイルチャンピオンシップ南部杯＝２０２４年１０月１４日（月曜）３歳上、盛岡競馬場・ダート１６００メートル］ 　今年のＪｐｎＩ南部杯は昨年、後続に２秒０の大差で圧勝したレモンポップ（牡６・田中博）が連覇に挑む一戦だ。サウジＣでは１２着に敗れたものの、ＪｐｎＩさきたま杯では２馬身突き放す圧倒的な強さを見せつけた。前走後の様子やレースに向けての意気込みを田中博康調教師（３８）に聞いた。 　――前走後の調整過程は 　田中博調教師　放牧に出してそこから徐々に立ち上げてきました。歩様がいい子ではないので、今回は牧場でも取り組み方法を考えてアプローチを変えてきたんですよね。それが実ったのか、ずいぶん歩様がいいです。 　――仕上がり具合は 　田中博　良くなるのが早いかな、というくらい良くなってきているんで。残りの日数でもう少し状態を上げたいなと思っていますし、ピリッとし過ぎないようにバランスを見ないといけないですね。 　――今後のプランについては 　田中博　いろいろな選択肢があるのでそこはまだ分からないですが、まずは目の前の１勝ですね 　――レースに向けて意気込みを 　田中博　まだまだ馬は元気ですし、パフォーマンスを出せる状態にあると思います。去年はしびれるような強さを見せてくれましたが、また強いレモンポップをお見せできればと思います。