さだまさし、ジャッジ戦犯扱いの“手のひら返し”に「怒りに任せて貶すのは恥ずかしいこと」
シンガー・ソングライターさだまさし(72)が31日、Threadsを更新。 MLBワールドシリーズ第5戦で平凡なフライを落球するミスを犯したヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手(32)への“戦犯”あつかいを牽(けん)制した。 【決定的瞬間】平凡なフライを落球するヤンキース・ジャッジ さだは、「あっけなくワールドシリーズが終わったね。ドジャース強かった!」と、20年以来4年ぶり8度目のワールドチャンピオンに輝いたドジャースをたたえ、「ジャッジがお目覚めの感じだったからヤンキースファンは期待しただろうけどね。でも何より大谷くんの怪我が心配でしょうがない。ゆっくり休んでね!大谷ファンとしては、早く終わってよかった!!」と、不振に苦しみながらも復調の兆しを見せていたジャッジや、左肩の亜脱臼を抱えながら「1番DH」でスタメン出場したドジャース大谷翔平投手についても触れながら感想をつづった。 続く投稿では、「思えば最終戦、ドジャースの5点差逆転も、ジャッジのエラーから始まったから、ヤンキースファンにボロカス言われるんだろうなあ」と、ドジャースに逆転を許すきっかけとなったまさかの失策にも言及。「戦犯探しはいつの時代もあるからなあ。ついこの間までMVP、MVPと騒いでいたのに。手のひら返してベンチに下がれ!だもんな。ジャッジのおかげでアメリカンリーグでの優勝ができたのになあ」と、ジャッジに対する厳しい声に複雑な思いをにじませた。 そんな周囲の“手のひら返し”に「人間はいつも勝手に人に評価を下す。讃えるのはいくらでも構わんが、怒りに任せて貶すのは恥ずかしいこと。贔屓の引き倒し。プレーヤーの矜持があるなら、ファンの矜持だってあるはず」とピシャリ。「ともかく大谷くんが心配」と結んだ。