【中日】梅津晃大2勝目へ大塚コーチから心のコンロトールを座学で直伝 帽子のつばに何と書く?
中日梅津晃大投手(27)が13日、大塚投手コーチからマウンドでの精神コントロール方法を伝授された。16日阪神戦(バンテリンドーム)に先発予定。約30分の座学で得た心の投球術で今季2勝目を目指す。 キャッチボール、ダッシュを終えた梅津は一塁側ファウルグラウンドに座り込んだ。大塚コーチが「(マウンドで)自分の心のコントロールが分かっていなかった」と説明。日米でリリーフとして修羅場を踏んだ同コーチが自らの経験も交え、話し込んだ。 前回6日巨人戦(バンテリンドーム)で6回途中無失点で初勝利。6回先頭の増田を三ゴロに打ち取った時点で交代を告げられた。同コーチが精神面を制御できなくなった梅津の心を読み取っての降板。「心の部分って勉強しづらい。脳科学とかを勉強して、自分をコントロールできるように」。先発としての飛躍を期待した勉強会だった。 講義を受けた梅津も「試合に投げることにもポジティブになってきた。勝つイメージをしながらやっていきたい」と意気込んだ。大塚コーチは「帽子を取った時に、(つばの裏に)書いて、それを実践していかないと身につかない」とアマ時代、NPB、MLBで実践してきた方法を話した。16日のマウンドに立つ梅津の帽子のつばに書かれた文字にも注目だ。