子どもが電車好きで「運転手さんになりたい」と言っています。電車の運転手って倍率も高いのでしょうか? 将来は「自動運転」になるし採用が少なくなりますよね?
電車運転士の将来性
各鉄道会社は人材不足の解消と安全対策のため、各社で独自に自動運転のシステムを開発しています。現在でも電車運転士の資格がない乗務員が乗る自動運転システムの区間が存在します。 自動運転システムがこのまま進んでいけば、遠くない将来には人間による運転が全く必要なくなる可能性も否定できません。しかし、AIや機械には置き換えられない仕事があることも間違いありません。 電車運転士を目指す人は運転士の資格だけでなく、幅広い知識や資格を取得して将来に備えておきましょう。
電車運転士は訓練が必要だが収入は安定、ただし地域によって有効求人倍率は違うので注意しよう
電車運転士になるためには、国家資格の取得や訓練による資格の取得が必要です。しかし、年収や職場環境が良好なケースが多いので、電車運転士は職業として人気があります。 なお、地方は人口減少により廃止となる路線が多く、求人も少ないため、都心部で求職する必要があるでしょう。電車運転士になれたとしても、将来は自動運転により運転士の手が不要になる可能性もあります。運転士以外の資格取得なども検討しておきましょう。 出典 職業情報提供サイト(日本版O-NET)job tag 電車運転士 国税庁 令和4年分 民間給与実態統計調査 厚生労働省 労働時間・休日 国土交通省 報道発表資料:鉄軌道における動力車操縦者運転免許の受験資格等を見直します 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部