大谷翔平 20号HRでリーグ単独首位・・・初の兜、“6.98秒”、膝折れ弾など今季HRを振り返る
6月6日は同学年の鈴木誠也選手とメジャー初対決。大谷選手のライナー性の打球が、ライトを守る鈴木選手の頭上を襲います。鈴木選手がジャンプするも届かず、打球はフェンスを越えたかに思われましたが、判定はインプレーとなり、大谷選手は3塁まで激走。その後審判団の協議により、判定はホームランに覆り、第16号を記録しました。 そして6月12日、1点ビハインドの7回、大谷選手は2球目のシンカーを完璧にとらえると、バットを放り投げホームランを確信。飛距離140メートルの超特大ソロホームランで第19号をマークしました。 これで、22年ホームラン王のアーロン・ジャッジ選手(ヤンキース)に並ぶ、ア・リーグのホームランランキングでトップタイとなりました。 しかしここで終わらないのが大谷選手。同試合の延長12回、ランナー2塁のチャンスで初球を逆方向に返すと、打球はレフトスタンドに吸い込まれます。勝ち越しとなる第20号2ランホームランで、ホームランランキングリーグ単独トップに躍り出ました。 なおジャッジ選手は、6月3日に行われたドジャーズ戦での守備時、フェンスに激突しながら打球をキャッチするファインプレーを見せましたが、このとき右足親指に打撲とじん帯捻挫を負傷。10日間の故障者リストに入っています。