上白石萌歌さん「七輪系の焼肉屋さんでモクモクと燻されながら食べ(笑)、それを流しに銭湯に行っています」!?特別インタビュー|CLASSY.
3月上演の『リア王』で約3年ぶりとなる待望の舞台作品に出演、コーディリア役を務める上白石萌歌さん。2回に渡りお送りしているスペシャルインタビュー後編では、ドラマや舞台で引っ張りだこの上白石さんが考える“ウェルビーイングなこと”についてお話ししていただきました。
――CLASSY.では“ウェルビーイングなライフスタイル”について発信していますが、考え方やお仕事への姿勢などメンタル面で意識されている“ウェルビーイングなこと”を教えてください。 私はちょっとしたことでくよくよしたり、悪いほうに考えてしまうネガティブな性格なんです。でも身近な存在である母や祖母がとてもポジティブなので、弱音を吐いて相談しているうちに自然と前を向かせてくれます。いつも話を聞いてもらっていたら、嫌なことでも少し角度を変えて良い面を見られる技が自然と身についてきました。今ではどれだけポジティブに変換できるかが人生のテーマになっているくらいです(笑)!
――フィジカル面で実践されている“ウェルビーイングなこと”はありますか? なるべく体を動かすようにしていて、今は水泳のよさを再確認しているところです。先日、海外に行く機会があり14時間のフライトで体がガチガチになったので、帰国してから水泳をしてマッサージに行ったんです。そうしたら、「普段より整っています」と言われました(笑)。水の中だと余計な筋肉を使わないですし、デジタルデトックスにもなり脳がリセットされて心身ともに整うようです。ラップを計ったりはせずに1時間くらい泳いだり歩いたりするだけなのですが、自分に合っているので続けようと思っています。
――「これがあると機嫌がよくなる!」という人やモノ、コトは何ですか? 一番初めに思いついたのが、大学からの親友です。2週間に一度は会っているのですが、その子がいつもご機嫌なので一緒にいるだけで私もご機嫌になります(笑)。あとは一人行動も大好きで、七輪系の焼肉屋さんでモクモクと燻されながら食べ(笑)、そのモクモクを流しに銭湯に行っています。お腹いっぱいで体もきれいになり、帰宅したら寝るだけでいいのが幸せです。私の中では旅行したくらいのリフレッシュ度です。さらに自宅にはお気に入りのソファがあるんです。ずっと座っていてもどこも痛くならない最高のソファなのですが、これに座ってLINEの返信をしたり映画を観たりして至福の時を過ごしています。リフレッシュが上手というかさぼるのが得意なので(笑)、友人と一緒のときも一人のときも、外出先でも自宅でも、機嫌をよくするためのたくさんの駆け込み寺があるようなイメージです。