あいさつする藤田会頭（Aスクエアで）

　小野田商工会議所（藤田敏彦会頭）の臨時議員総会は17日、山陽小野田市中央2丁目の複合施設「Aスクエア」で議員60人が出席して開かれた。伴走と積極型経営支援など4点を重点項目に掲げ、満足される商工会議所を目指すことを確認した。 　 　藤田会頭は「日本経済はデフレからの脱却が見えつつあるが、原材料の値上がりなど中小企業を取り巻く環境は依然厳しいものがある。こうした課題を一つ一つクリアし本格的な景気回復を目指そう。伴走型支援を掲げ、会員と共に悩みながら一緒に頑張っていきたい」とあいさつした。 　 　今年度の予算案、事業計画案を審議、決定。基本方針として「逆境の時こそ力を尽くす、〝ALLおのだ〟の決意で地域経済に明るい未来を築く」などを示し、信頼され、役に立ち、親しみやすく満足される商議所を目指して各種事業を実行する。 　 　重点目標には▽地域経済に明るい未来を築く▽伴走＆積極型経営支援▽地域活性化中期ビジョン計画の始動▽組織基盤と情報発信力の強化－を設定した。 　 　基本目標には地域経済の成長と魅力あふれるまちづくり、中小企業・小規模事業者への支援、人財育成・雇用対策・労務支援、組織活動・会員サービスの充実など7点を掲げ、それぞれに具体的な実施項目を設けた。 　 　会員事業所の人事異動に伴う役員変更は次の通り。任期は来年10月末まで。（敬称略） 　 　▽常議員＝重廣孝志（小野田通運社長）国丸洋（共英製鋼山口事業所長）貞廣直泰（小野田化学工業小野田工場長）角光敏成（戸田工業小野田事業所長）杉本昌陽（田辺三菱製薬工場小野田工場長）内貴昌弘（宇部フィルム社長）山本直樹（日産化学小野田工場長）▽監事＝河田朋子（西京銀行小野田支店長）吉田博昭（エネックス専務）▽議員＝山田和則（太平洋コンサルタント西日本技術センター長）