小学生がアート作品を自由に撮影 アートの島・直島で表現力を養う特別授業 香川
KSB瀬戸内海放送
アートの島ならではの特別授業です。香川県・直島の美術館で小学生が自分の好きなアングルでアート作品を撮影する授業が行われました。 【写真】アート作品を撮影する児童
香川県・直島の「李禹煥美術館」で行われた特別授業には、直島小学校の6年生17人が参加しました。 瀬戸内国際芸術祭でアートの島として世界的に有名になった直島。地元の小学生に豊かな発想力や、自分が感じたことを言葉で表現する力を養ってもらおうと、公益財団法人・福武財団が7年前から始めました。 児童らは5人ほどのグループに分かれて、世界的なアーティストの作品を見て感じたことなどを話し合います。他の人が感じたことを知ることで視野を広げてもらうのが狙いです。 李禹煥美術館では普段、写真撮影が禁止されていますが、3日は解禁されました。児童らはタブレットを使って思い思いの角度やサイズで作品の写真を撮っていました。 この後、グループごとに分かれて作品の感想や「なぜその角度やサイズで写真を撮ったのか?」などをそれぞれ発表していました。 (参加した児童は―) 「いろいろな角度から見たらいろんな発見ができることがわかった」 「ここの授業で考えたものを他の授業でも役立てるように努力したい」
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