今年の「夏のボーナス」の平均額はいくらだった? 多くの人が「生活費」の補填をしているって本当?
ボーナスを有効活用する方法とは
「ボーナス」は社会情勢や会社の業績により金額が変動するため、ボーナスがもらえることを前提とした家計管理は危険です。そのため、毎月の給与で補えるような家計に近づけることが大切です。 特に住宅ローンの返済をボーナス払いにしている場合、ボーナス支給がなくて支払えないと、最悪の場合は住宅を手放すことになります。ボーナス返済をせずに支払えるようにすることが大切です。そのためにも、月々の給与で生活できるよう、まずは固定費などを抑えていきましょう。 また、近年はボーナスを貯金ではなく投資へまわす人が増えています。株式会社MS-Japanによる「【2024年夏】管理部門・士業のボーナス実態調査」では、20・30代は「投資・運用」に使っている割合が他の世代よりも高いという結果が報告されています。 なかでも税制優遇を受けられるNISA(少額投資非課税制度)やiDeCo(個人型確定拠出年金)が投資初心者に選ばれているようです。 さらに、自分のスキルを上げる自己投資もおすすめです。資格を取得することで、昇進や転職の際に年収アップにつながる可能性があります。
ボーナスによる生活費補填を減らそう
毎月足りなくなる家計の赤字をボーナスで補填している家庭は少なくありません。 まずは、毎月の支出を確認してボーナスで補填しなくても済むような生活を目指しましょう。上昇傾向にあるボーナスを生活費に充てるだけでなく、ボーナスの有効活用を目指してみませんか。 出典 一般財団法人労務行政研究所 東証プライム上場企業の2024年 夏季賞与・一時金(ボーナス)の妥結水準調査 内閣官房内閣人事局 令和6年6月期の期末・勤勉手当を国家公務員に支給 株式会社MS-Japan【2024年夏】管理部門・士業のボーナス実態調査(PR TIMES) ベンナビ労働問題(株式会社アシロ)2024年夏のボーナスの支給と、その使い道について ソニー損害保険株式会社 お小遣いの実態やお小遣いが増減した要因に関する調査(PR TIMES) 株式会社帝国データバンク 2024年夏季賞与の動向アンケート 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部