【幻じゃなくなった!?】シロアマダイ・パラダイス発動中!静岡県田子の浦港『鶴丸』
冬の人気ターゲット「アマダイ」。沖釣りの対象魚は童謡「チューリップ」の如く赤・白・黄色(アカアマダイ・シロアマダイ・キアマダイ)の3種がいて、中でもシロアマダイは食味に定評があり「幻の」と喧伝されるほど珍重され、市場でも高値で取引されている。そんなシロアマダイの、しかも良型が釣れているとのウワサを聞き付け、静岡県は田子の浦港『鶴丸』を訪ねた。 【画像】見よ!これが今季最大のシロアマダイ3.1kgじゃ!
意外と近いぞ“田子の浦港”!
『鶴丸』が発着する田子の浦港は、東名高速道路・富士ICから車で15分ほどと好アクセスで、都心からでも2時間ちょっとで到着する。文末枠内の「詳細情報」に乗船場所と駐車場所がマークされた地図があるが、カーナビには港への入口(富士ICから向かうと左折)の目印となる「田子の浦ボートヤード(静岡県富士市前田888-72)」を入力すると分かり易い。初めての際はMapサイト等のストリートビューで確認するのがお薦め。 海へ向かって左へカーブするスロープから港へ降りて道なりに進み、河川に突き当たるちょっと手前、車道へ上がる階段付近が乗船場所となる。『鶴丸』と書かれた乗船用ステップがあるので目印になる筈だ。取材日の集合時間は午前6時。釣り座は予約順に船長から割り振られる。乗船場所の目の前に駐車できるので荷物の積み降ろしはすこぶる快適。出船準備は滞り無く整い『鶴丸』は朝焼けの海へと出船した。 【画像】乗船場所は港の突き当たり。 【画像】港への入口となるスロープ(帰港後撮影)。 【画像】駐車場所の目安にもなる乗船用ステップ。 【画像】階段の手前に頭から駐車する。 【画像】船長の指示に従って、船尾の釣り座から乗船。 【画像】フロントデッキの大型クーラーから氷を各自詰める。 【画像】釣り座に回って来る乗船名簿に記入。 【画像】準備が整い次第、出船!
どうしてこんなにシロアマダイが!?
穏やかな海を走ること30分程で田子の浦沖の釣り場へ到着。船長の「じゃ、この辺からちょっとやってみます。ハイどーぞー!」の合図で投入開始。水深は75mから徐々に駆け上がる地形だ。程なくして竿を曲げたのは右舷ミヨシの大坪さん。小気味よいファイトで取り込まれたのは良型のカイワリ。続いてマハタ、イトヨリ…と美味しいゲストフィッシュが次々取り込まれていく。 私も竿を出してみると、竿先がモタレるような微かな魚信。聴き上げるようにアワセると竿先が入るのみだったが、数m手巻きで巻き上げるとゴンゴン! と頭を振り始め、海面を割ったのは小さいながらも“本命”のシロアマダイ。ゲストフィッシュたちのように明確なアタリが出ないことを共有したところ、ポツリポツリではあるが手の合う釣り師からアマダイが取り込まれた。 そして、船中全員がアマダイをゲットした10時過ぎ、左舷胴の間の私の竿に45cm、1kg弱のシロアマダイが。程なくして右舷ミヨシの大坪さんに同サイズが取り込まれ、船中の期待はますます高まった。 【画像】ミニサイズながら船中1匹目のシロアマダイが! 【画像】アタリは小さいが魚は居る! 【画像】釣り座を問わず、シロアマダイがHIT! 【画像】遂に来た、良型シロアマダイ45cm! 【画像】アカアマダイの尾鰭には黄色い2本ライン。 【画像】シロアマダイにはラインが無く、銀色のまだら模様。