玉井さん、こちらとっても珍しいフルーツなんです。ぜひ召し上がってください。 玉井アナウンサー：試食して感想 生産者の減少により、ほとんど市場に出回らない”幻のメロン”が南国市で収穫されています。 川辺世里奈アナウンサー： 「白くて艶のある果実、あみあみがありませんが、メロンなんです。広いハウスの中でこの1列でしか栽培されていないとても貴重なメロンです」 白雪姫もびっくり！少し小ぶりな乳白色のメロン「しらゆき」。南国市の西島園芸団地で今週、収穫が始まりました。実の表面に茶色いひびが入ると収穫の合図です。 西島園芸団地・澤村潤さん： 「春と秋に70個ずつしか作っていませんので非常に希少価値の高い”幻のしらゆき”です」 しらゆきは実が割れやすいデリケートな果物。防ぐには徹底した水の管理が必要です。室温35度のハウスで、土の乾き具合を確かめながら水の量を調整しています。 県農業技術センターによりますと1980年代には県内で盛んに作られ、全国に出荷されましたが、徐々に高値で売れるマスクメロンの需要が増加。生産者が減少し、今では南国市と香南市でしか作られていないといいます。 そんな貴重な「しらゆき」、実をカットすると、断面も真っ白！平均糖度はマスクメロンより甘い16度です。 川辺アナウンサー： 「食感はシャキシャキでナシです。でも味はメロン、甘いです。不思議！噛むたびに甘い果汁が出てきます」 しらゆきは西島園芸団地で1玉・1500円前後で販売されています。午前中に売り切れることが多いため、問い合わせてから行くのがおすすめです。 西島園芸団地・澤村潤さん： 「こんなおいしい果物があるのにね。生産者がどんどん減っていっていますので、少しでも作り続けていって、何とかおいしいしらゆきを残していきたいなとそういう気持ちです」 このほか西島園芸団地では4日前からマンゴーの収穫が始まったばかりです。 川辺アナウンサー： 「肉厚な果肉が舌の上でトロっと溶けます。飲み込んだ後は爽やかな感じがします」 甘みと酸味のバランスがよく今年の出来は上々！価格は1個・1200円からです。週末は南国・高知のおいしいフルーツを堪能してみては？