浅間山 噴火警戒レベル「2」継続 傾斜変動は停滞も火山性地震は4月中旬以降増加 5月は50回超の日も
テレビ信州
気象庁は10日、群馬県との境にある浅間山に関する解説情報を発表しました。噴火警戒レベルは引き続き2となっています。気象庁は10日、浅間山について5月分の解説資料を発表しました。 気象庁によりますと、3月中旬から見られていた山の西側の膨張を示す傾斜変動は4月下旬から徐々に見られなくなり5月に入り停滞しているということです。 一方、火山性地震については4月中旬以降増加した状態が続いていて5月は地震の回数が50回を超える日も確認されています。 このため気象庁は去年3月に引き上げた噴火警戒レベル2を継続していて、山頂火口から概ね2キロの範囲で大きな噴石や火砕流に警戒するよう呼び掛けてます。