＜豊洲ナイトラン＞10キロの部でスタートするランナー達（撮影・大城　有生希）

　「より速く！大和輸送カップ豊洲ナイトラン」（スポニチ主催）が11日、東京都江東区の豊洲ぐるり公園発着のコースで行われた。5キロと10キロに377人がエントリー。ランニングの新名所、ベイエリア・豊洲の夜景を楽しみながら走った。 　イベントに特別協賛した大和輸送の坂本篤子社長がスターターを務め、ゲストランナーとしてランニングコーチでインフルエンサーの三津家貴也（29）、ものまね芸人ランナーのM高史（40）が10キロ、俳優の南翔太（42）が5キロに参加した。 　10キロ男子は墨田区在住で丸岡響（35）が制した。「近くに住んでいるので出てみよう」と初めてエントリー。先週、ハワイ旅行から帰ってきたばかりで満足な練習はできていなかったこともあり、8キロすぎには腹痛で後退した。それでも「ラスト1キロ、行ってみよう」と勝負に出て、32分40秒で接戦を制した。「三津家さんと走れてよかった。ベストに近いタイム」と喜んだ。 　10キロ女子は江東区在住の岡和江（53）が連覇を果たした。昨年は大会があるのを当日に知って急きょ参加したが、2位に28秒差でトップとなった。今年は3月の東京マラソン以来のレース。ふだん走り慣れているコースだが、夜に走ることはないため「夜景がきれいだった」とナイトランを満喫。昨年より16秒速い41分32秒でゴールテープを切った。来週は東京レガシーハーフマラソンに出場。「秋冬大会が始まる前に、いいスピード練習になった」と納得していた。