遅咲きの歌手 野川みどり、4枚目の新曲『千年の恋~鎌倉物語~』発売 「一生、大事にしたい作品」
幼稚園教諭から転身した異色の歌手野川みどり(年齢非公表)が3日に4枚目のシングル「千年の恋~鎌倉物語~」を発売する。 山形県出身。東京都内の幼稚園に40年間務め、副園長も経験したが、大好きな歌への思いは断ち難く、園を退職したのをきっかけにプロ歌手を目指して一念発起。作曲家で歌手の加東竜次との出会いなどがチャンスになり、2021年に「やがて春」で”遅咲き”のデビューを果たした。 1年ぶりの新曲「千年の恋―」は、鎌倉を舞台にした悲恋歌。神社仏閣が登場する古都の世界の恋物語を、情感たっぷりに伸びやかな声で歌い上げた。 野川は「素晴らしい作品をいただきました。こういう曲を歌ってみたかった。一生、大事にしたい作品です。海外からの皆さんにも歌を通じて鎌倉の魅力を伝えられたら」と話した。 プライベートでは5人の孫たちに囲まれている。「大好きな歌で皆さんに喜んでいただけて、私は幸せです。NHK紅白歌合戦出場や音楽賞受賞などは望みません。”歌は心の花”を座右の銘に、コンサートやライブを中心に長く歌い続けていきたい」と意気込んだ。9月2日、鎌倉市の建長寺でのライブイベントに出演する。
中日スポーツ