【広島】新井貴浩監督「そろそろ打ちますと言っていた」末包弾で4・5以来の2位浮上/一問一答
◆JERAセ・リーグ 広島9―3巨人(19日・マツダスタジアム) 広島は、2戦連続の鮮やかな逆転勝利で今季初の同一カード3連勝を飾った。 いきなり3点ビハインドを背負った初回に4番・小園の適時打で1点を返し、2死一、二塁から末包が今季1号の逆転決勝の3ラン。今季2戦12イニングで1点しか奪えていなかった高橋礼を1回KO。末包は、昨季11本塁打のうち6本を放った巨人相手に今季初猛打賞も記録し、相性の良さを見せつけた。 打線は、今季開幕から3戦23イニングで無得点だった日曜日のマツダスタジアムで9得点。今季最多更新の貯金3とし、4月5日以来の2位に浮上し、週明け21日から1・5ゲーム差の首位・阪神と本拠で首位攻防3連戦に臨む。 新井貴浩監督の試合後の主な一問一答は以下。 ―初回に3点差を逆転した 「すぐに取り返せたというのが大きかったですね。スエ(末包)のホームラン、すごく大きかったです」 ―末包選手は猛打賞 「そろそろ打つ頃かなとこっちも思っていましたし、本人も『そろそろ打ちます』と言ってましたので」 ―打線は9得点 「若手もそうなんですけど、ベテラン中堅もしっかりと頑張ってくれました。カープらしい全員野球で、いい試合だったと思います」 ―アドゥワ投手は2回以降は立ち直って4勝目 「立ち上がり、ちょっと入り方が難しかったと思うんですけど、あとは粘りで打たせて取る彼らしいピッチングだったと思います」 ―森浦が3者連続三振で2戦連続の好救援 「昨日もそうでしたけど、今日も格好良かったですね。本当に素晴らしいピッチングでした」 ―巨人相手に3連勝で次は首位・阪神3連戦 「週末のマツダでのゲームでなかなかいい試合を届けられてなかった。昨日も今日も超満員のファンの方の前でいい試合を見せることができて、すごくうれしく思います。また明日しっかり休んでいい準備をして明後日の試合に臨んでいきたいと思います」
報知新聞社