【感染症】「レプトスピラ症」県内でことし初確認 川遊び・農作業での感染に注意 「手足口病」は17週連続で警報レベル 福岡
FBS福岡放送
汚染された水などから感染する「レプトスピラ症」の患者がことし初めて、福岡県内で確認されました。2年ぶりの感染確認で、福岡県では川遊びや農作業での感染に注意を呼びかけています。
福岡県は10日、6日までの1週間に県内の医療機関から報告があった感染症の状況について発表しました。それによりますと、ことし初めて、レプトスピラ症の感染が報告されたということです。県内での感染は2年ぶりです。 レプトスピラ症は、細菌の病原性レプトスピラに汚染された水や土壌と接触したり、汚染された水を飲んだりすることで感染し、川遊びや農作業、洪水後の作業の際に感染した例が確認されています。 発熱、頭痛などの風邪のような症状から、黄疸、出血、腎障害など重症化する場合もあり、福岡県は、濁ったような水には触れないよう呼びかけています。
また、手足や口の中に発疹ができる「手足口病」の感染者は、1医療機関あたり7.6人で17週連続で警報レベルが続いています。